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2008年 08月 09日
読書、そしてOprahのこと
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日本から送ってもらった本、推薦されて買った本、本屋で数時間悩んだ挙句買った本、借りている本、こっちで買った本

読みたい本、読まないといけない本、誰もいない静かな週末にベッドでのんびり読みたい本

いろんな本達が読んでもらう順番を待っています。

写真左上、DUOは今から9年ほど前に同僚にオススメでもらったもの。 今もわからない英単語があれば、辞書の前にDUOで引きます。 わかりやすく、別売り(だったかな?)CDでリスニング&スピーキングも覚えやすい。 この本を使いこなせばかなりの普段の生活&ニュースを見ても大体カバーされるんじゃないかなぁ。 いまだ私は覚えきっていないのですが。。

写真真ん中OPRAH、アメリカからの輸入本なので、3倍ほど金額が跳ね上がるのが痛いところ。

トーク番組「OPRAH」(1986年から続いている長寿番組)、ラジオ番組、雑誌の出版、慈善活動etcと活動は幅広い。 彼女は頭が良く、いつも堂々としている姿が素敵です。 ゲストを迎えてのトークではズバリ的を得た質問をするし、どのゲストに対してとても興味がある姿勢が伺える。 彼らもOprahに対して敬いの姿勢が見られたり、突っ込んだ質問に対してもパーソナルな会話が聞けるのはOprahならではな気がします。

豪華なプレゼントをゲストにあげるのも有名ですが、例えばゲストが50人いたとして新型冷蔵庫とか新車をプレゼント、など。 抽選ではなくて、ゲスト一人一人、です。

彼女だから出来ること、の一つにOprahがスタッフとフランスだったかな、高級ブティック店に入ったときに、もう閉店だからと追い出されたけれど、店内には地元のお客さんがまだ残っていた、と。 そこでOprahは番組中に社長へ直々電話をし事情を説明し、差別されたことに対しての謝罪をしてもらった、と。 社長にしたらOprahの番組で宣伝されたことでイメージダウンにもつながるし、あれは恥ずかしかったと思います。 社長が「店員がOprahの事を知らなかったために申し訳ない」みたいな事を言ったんだけど、Oprahは「それは私だからどう、っていうことではないでしょう」とピシャリ。 そうだそうだ。 私も「まだわかってないのか、社長は」と思ったけれどスカッとしました。 こういう姿勢がまた女性に支持を得ている理由でしょうね。

日本ではまだ認知度が低いのかな。 私もオーストラリアに来るまで知らなかったですし。 ケーブルTV?なら入っているのかな。 ただ平日の日中放送なので普段は見れないのが残念。

今調べて知ったのですが、彼女の中にある毅然とした強い姿勢の背景には幼い頃に受けた身内内外からの性的虐待、14歳での出産、死産、恵まれなかった家族愛等が影響しているのでしょう。 自分が経験したからこそ発言できる、証明できる、勇気付けることができる、彼女を見ると使命に従って生きている、ようにも思えます。 そして希望を持てばチャンスも巡り、道は開けるのだ、とメディアを通してメッセージを送り続けているように思えます。 こんな彼女に敬服せずにいられるでしょうか。

雑誌「OPRAH」はこちらから日本でも定期購読ができるようです。 オーストラリアでも価格が$14.95(米ドル4.50なのに)

とびきり聡明な女たち~英知の言葉100年

youtubeからもゲストとの対談の様子がみえます。

by pandysan | 2008-08-09 17:11 | 本、映画


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